お腹周りをへこませたい男のダイエット法

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ビール腹が気になるけど、どうしても飲みたい時は?

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photo by Matt Peoples

メタボと一緒に語られる「ビール腹」。
ビールを飲むとテキメンに太りそうですよね。

確かに美味しそうにビールを飲み干すお父さんたちのお腹は見事な「ビール腹」になってます。
このネーミングだと、「ビールがぽっこりお腹の原因!」って感じだけど、実はそうでもないんですよ。

ビールだからって即太るわけじゃない!

ビール自体、他のお酒と比較すると、必ずしもカロリーが高い方には入らないって知ってました?

高カロリーなお酒はアルコール度数が高いもの。
焼酎やワインの方がよほど高カロリーなお酒なんです。

ではなぜビール腹などという言葉が生まれたのでしょう?

ビール腹の根拠とは?

1.ビールには糖質が含まれている

確かにビールにはダイエットの強敵「糖質」が含まれています。
ただしロング缶1本に含まれる糖質はお茶碗のごはん半分にも満たない量。
あんなにお腹が出るほどではないですよね。

2.ビールの炭酸で食欲が増す

ビールの持つ独特の苦味成分や炭酸によって、食欲が増してしまうのは否定できません。
炭酸の力も加わって、ビールを飲まないときに比べて食べ過ぎてしまう傾向があります。

3.ビールと相性のいい食べ物に太りやすいものが多い

ビールのおともに、こってりした唐揚げやポテトフライをつい一緒に食べてしまいがち。
しかもビールと同じペースでこれらをパクパク食べてしまうからさらに高カロリーに!

つまり ビールが太ると言われる原因は一緒に食べるおつまみにあった のです。

かしこくビールを飲む方法とは?

それはずばり「一緒に食べるおつまみを工夫する」こと。
そういうと「おつまみをやめてビールだけ飲めばローカロリーで済むのでは?」と思うかもしれませんね。

ところが、ビールにはエネルギーの代謝を促すビタミンB群がほとんど含まれていないために、アルコール・糖質・脂肪の代謝が行われないで、脂肪として蓄えられてしまうことになります。

アルコールを一緒に食べれば、太りにくいおつまみとは以下のとおり。
◆枝豆(植物性タンパク質、植物性脂肪、ビタミンBなどを含み、肝臓のアルコール代謝を助けてくれる)
◆冷奴(アルコールを分解する肝臓はたんぱく質を必要とするから、脂が少ない高たんぱくのおつまみがよい)
◆焼き豚やうなぎ、ハム、ピーナッツ(アルコール・糖質・脂肪の代謝に必要なビタミンBを含む)

また、ビールを飲む前と飲んだ後の一工夫も効果的です。
ビールを飲む前にきのこや海藻類を食べれば、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるし、飲んだ後に果物を食べれば、果糖によってアルコール分解を助ける効果があります。

その他に、二日酔いにきくキムチなども上手に活用しましょう。