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反抗期の話 僕んちの場合

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photo by Stefano Corso

息子中3、娘中1、バリッバリの反抗期である。

いつ始まったのかはよくわからないし、いつ終わるのかも予測不能。

奥さんには「あいつらの好きなようにさせてやれ」とかっこよく言っているものの、内心「父としてこういう時はどうしたらいいんだ・・・」と悩むこともしばしば。

息子の場合

最近ついに足のサイズを抜かれた。
27.5cmのスパイクを買ってくれと言われて気づいた(;´Д`)

よく見たら僕よりでかい!
背はまだかろうじて抜かれていないものの、時間の問題だろううなあ。

嬉しいような寂しいような瞬間です。

息子は小さい頃はほんとに「へたれ」で、鳩にすごまれて泣いたり、友達と喧嘩しても勝ったことなし。
その点妹の方がよほど強い!

ひそかに妹に守られて育った兄。

そんな息子も中3になり、朝なんか一言も口をきいてくれなかったりする。
奥さんはそれが寂しいらしく、返事がないのをわかっていながら、「ちゃんと顔洗ってよ」とか話しかけてる(*´ω`)

息子の反抗期の特徴は、「人と反対の意見を言いたがる」「気が向かないと喋らない」の二つ。

周りが「今日は天気がいいなあ」と言えば「絶対雨が降る」とか、「この料理美味しいね」と言えば「いや、不味い」と言ったりするので、内心こいつめ~調子に乗りやがって!と思いつつ、まあ、反抗期なんだから仕方ないか、とやり過ごしてます。

サッカーのクラブチームに所属していて、僕がたまに試合の送り迎えをするんだけど、ま~喋らない。
試合に負けようものなら、うんともスンとも言いやしない。

こんな息子の可愛い?!反抗期なんだけど、奥さんはちょっと面白がっていて、「出たな!反抗期息子!」とかいじって楽しんでいる様子。

息子が言い返そうものなら「親にそんな口きくとは、100年早いわ!」と逆襲も見事。

それを見ると僕のムカムカも治まって、温かく見守ろう的な気持ちがわいてきたりするんです。

娘の場合

中1の娘はダンス大好き、今はバドミントン部でラケットを振り回す元気な女子です。

顔と性格は見事に僕に似ていて、寝つきのいいところも食の好みもそっくり!

溺愛してますよ、恐ろしく。

でも、こいつも反抗期真っ只中!
一言いえば100個くらい反論が返ってくるすさまじさ。

でも我慢できるんです。
息子だと腹が立つことも娘なら全然腹が立たない。

こういうと誤解されそうだけど、息子と娘への愛情は変わらないですよ!
でも感じ方が違うのは正直な気持ち。

で、問題は奥さん。
娘の反抗期的態度には相当腹がたつみたいで、絶対許さん!お母さんに失礼よ!プンプン<`ヘ´>としょっちゅう怒ってます(笑)

最終的には娘がしぶしぶ折れてあやまったりしてるので、恐るべし。

そのままでは娘がかわいそうなので、そこは父の出番。
さりげなくフォローすると、ちょこんと側に座ってくれたりするので、父はウレシー(≧▽≦)

反抗期対策なんて意味はない

うちは男の子と女の子がいて、父と母がそれぞれバランスをとって対応している状態になってます。

これは完全に無意識でやってること。
偶然それがうまくいって、反抗期を押さえつけすぎることなく、反抗しすぎず、って感じになってる気がしますね。

以前奥さんに「反抗期だと思ったらどうやって対応してる?」と聞いたことがあるんです。

彼女の答えはすごかった。
「ダメなものはダメ。私が嫌なことは嫌。反抗期だからって関係ないよ!」

なるほどねえ。
僕はてっきり考えがあって、あえて怒ったりやり過ごしたりしてるんだと思っていたけど、違ってましたね。

まあ、他ではもっと深刻な反抗期に悩んでいる人もいるだろうし、無責任なことは言えないけど、奥さんの自然体な姿勢はちょっといいかも、って思いました。

だって息子と娘の前でワンピース読んで泣くからね。
そんな母親になかなか反抗できないでしょ!